高校生の就活!就職解禁制度について知ろう!

 

『就職解禁は画期的な制度』
1.大人への扉

 自分で稼ぎ、自分のために、そして愛する者のために使う・・・それができて初めて真の大人というものです。すなわち、高校生が就職解禁というある意味窮屈なシステムの中を潜り抜け、内定・本採用という経過をたどる・・・これはまさに真の大人への扉をくぐる時といえます。

 

 その高校生の現状を少しみてみますと、中学から高校への進学率は97パーセントを超えています。義務教育といってもいいほどの高い割合です。加えてその高校生の就職率も年々上昇を続け、直近のデータでは95パーセントを楽に超えています(就職希望者の中での割合であって、高卒者全体に対する就職率ではありません)。

 

 

2.就職解禁て何?

 毎年8月頃になると就職解禁ということばをよく耳にしますが、そもそもどういった意味のことを言うのでしょうか。社会人生活未経験(大学生等の多くは既にアルバイトなどの形で職場というものを体験している者が少なくありませんが)、学業優先ということを最大限大事にした取り組みなのです。

 

ポイント

 

  1. 求人の公開や会社(職場)見学等は7月〜8月にかけて行われること
  2. 応募や学校推薦は9月5日から行われること。
  3. 就職解禁日となる9月16日以降、求人企業の選考が始まること。

 

 

 このようにスケジュールに基づいた就活・採用活動の流れは、右も左も分からない高校生にとってやさしい対応といえます。また(1)から(3)の各段階で同じスタートラインに立たせ、公平・公正な就職活動を守っていこうとする狙いもあるわけです。

 

 しかし、ある意味窮屈であり、高校球児のスカウト開始時期等、学業に妨げにならないルールを決めたうえで、もっと柔軟に、高校生の意思を尊重し就活を認めてもいいのではないかという声も囁かれています。

 

 

3.就職率95%超。だけど5%未満のひとたちは・・・

 

 高校生の場合で、仮に就職希望者が100人いるとします。そのうち95〜6人は採用され、5人未満が就職できない・・・。こうした“5人未満”の方をどうとらえるかです。しかしこれは仕方ないことです。

 

 仮に同じ思考をもった高校生がいて、その高校生に対して採用企業がたった1社で採用枠100人であったり、または同じ企業理念、規模、事業内容、募集職種の企業が100社あって、その100社がそれぞれ採用枠1名だったりすれば、もしかしたら就職率100%は可能かもしれません。

 

 しかし実際はこれらがほぼ全て異なる企業同士であり、応募する高校生の思いも三者三様といった具合です。中には自分の思いと合致した企業もあれば、そうでない企業からの採用通知もあったりして・・・。全員が就職するのはなかなか難しいというのが現状です。そういった意味からすると就職率95%は決して低い数値ではないのです。

 

 

 

まとめ

 

 高校生の就職解禁制度の取組は、就職率が上昇記帳であることからみて成功しているといえます。

 

 一方、こうした型にはまった採用・就活方法は国の枠に閉じ込められた形であり、民主主義的ではないと思う向きもないことはないのですが、これから社会に巣立つ若い可能性の目を“格差社会の洗礼”でもって、出鼻を挫くようなことがあってはなりません。その意味からも目下、就職解禁は画期的な制度になっている、といえるでしょう。


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